三宮の「小料理屋 花房」。昭和の歌謡曲をBGMに家庭料理をほっこり堪能

小料理屋 花房の店頭

三宮駅から徒歩5分、2022年4月9日にオープンしたばかりの小料理屋「花房（はなふさ）」を紹介します。2階のお店なので、入店するのにちょっぴり勇気がいりますが、元気いっぱいの女性2人組が営んでいるのですぐに場の雰囲気に溶け込めること間違いなしです。

小料理屋 花房の店内

カウンターが8席、奥にはテーブルが1卓（6席）構えています。訪れる客のほとんどが40代～60代の男性おひとりさまだそうで、女将のゆきさん、ゆうさんと心地よく会話を楽しまれています。

昭和の歌謡曲が流れる昔なつかしい雰囲気。オープンして1カ月も経たずですが、早くも多いときで週2ペースで顔を出す常連さんもいるみたい。毎日手作りの日替わりおばんざいとお酒、そして居心地の良い空間に「ぱぱっと飲んで次のお店に行く予定が、つい長居してしまった」と閉店時間まで過ごされるお客も多いようです。

通常2,500円のセットが特典の提示で2,000円に。ドリンクはビール、チューハイなどから1杯選択を

訪れるお客のほとんどがはじめに注文するという「花房おばんざいセット」。おばんざい3種に小鉢2品、ドリンク1杯がセットで登場するので注文に迷ったらこちらをオーダーしてくださいね。さらに、読者限定で通常2,500円が特典を提示すると2,000円で楽しめます。

日替わりのおばんざい3種

本日のおばんざいは、手前から時計回りに水菜と菜の花のおひたし・タケノコの木の芽味噌和え・切り干し大根としめじの柚子胡椒ナムルです。なんとこちらのタケノコは、ゆうさんが週末山へ行き自らが掘り起こした食材だとか！なめらかな味わいの木の芽味噌にあわせて堪能してくださいね。

手羽元と大根の甘酢煮

和風ピクルス

そのほか「手羽元と大根の甘酢煮」や「和風ピクルス」など、肉と季節野菜を意識した小鉢が日替わりで登場します。

昭和のナポリタン

粉チーズをたっぷりかけて

食べたりないときは「今週の実験メニューはなに？」と尋ねてみてくださいね。通常メニューにはないものを、毎週テスト的に作られているようで、この日は「昭和のナポリタン」がお目見え。モチモチの太麺とナポリタンソース、鉄板のたまごを絡めながら昔懐かしい味わいが楽しめます。実験メニューは数量限定、好評であれば定番メニューに加わります。

ちょい飲み手帖限定の特典はこちら

女将・ゆきさんとゆうさん　※出典：小料理屋 花房

休みの日でも電話で長時間話しているという、仲良しコンビの女将・ゆきさんとゆうさんがお店を切り盛り。栄養士の資格を持つふたりが“いつか一緒にお店をだしたいね”と語り合う夢が2022年4月に現実となりました。お店にふたりいる日もあれば、どちらか1人のときもあります。

ふたりは昼間別の仕事をしていて、デザイン関係で働くゆきさん、広告代理店で働くゆうさんと、それぞれ二足のわらじを履いています。ゆうさんはゴルフと日本酒好き、女将・ゆきさんは阪神タイガースと釣り好き。店のテレビで阪神戦を一緒に応援して、勝利をした瞬間にどちらかとハイタッチをするとドリンク1杯サービスしてくれるキャンペーンも実施中です（2022年5月末まで）。

コロナ禍で打撃を受けた食品メーカーさんを応援していきたいと「拓海加工の焼きアナゴ」や「穂波産業のお蕎麦」「伊東屋の餃子」など、企業名をまじえたメニュー表にも注目を。