元町の高架下「フィッシュ アイランド」取材レポ。海の幸×ワイン×リゾート空間

「フィッシュ アイランド」外観

「フィッシュ アイランド」外観

各線元町駅・東口から徒歩1分。高架下（北側）に今年2月オープンした「FISH ISLAND（フィッシュ アイランド）」を紹介します。ここでは、瀬戸内海の海の幸をメインに取り扱い、イタリアンとスパニッシュが楽しめます。

「フィッシュ アイランド」入り口

茶室のにじり口をイメージして作られた、低めの扉をかがんで店内へ。どんな空間へと続くのか、心が高鳴りますね。

「フィッシュ アイランド」内観

「フィッシュ アイランド」内観

海と南イタリアを彷彿とさせる店内は、スカイブルーの壁にカジキが描かれていたり、釣り竿やサーフボード飾られていたりと、臨場感あふれる雰囲気。ひとりで過ごせるカウンターのほか、外には立ち飲みスペースも登場しました。

「フィッシュ アイランド」内観

「フィッシュ アイランド」内観

テーブルにはコンセントもあり

平日は17時から、土・日曜、祝日は12時から営業し、昼飲み利用もOKです。

「フィッシュ アイランド」メニュー

「フィッシュ アイランド」メニュー

「フィッシュ アイランド」メニュー

淡路島・岩屋漁港直送の「魚介盛り合わせ」が1番人気。そのほか、少量から頼めるタパスやクロスティーニ、揚げ物、パスタ、日替わりメニューもそろいます。

「フィッシュ アイランド」ワインリスト

「フィッシュ アイランド」ドリンクメニュー

ドリンクはワインがおすすめ。白・赤が約8種ずつ、スパークリングも2種スタンバイ。ブドウの品種が豊富なイタリア産をメインに、定番からレアものまで、テイストが被らないラインアップを用意しています。

1杯550円から、銘柄それぞれに特徴がそえられているので、初心者も安心。

合計1,650円

合計1,650円

はじめての利用には「タパス盛り合わせ+ワイン」がおすすめ。お通しやチャージ料金などが発生しないため、仕事終わりのサク飲み利用も◎。

タパス盛り合わせ 1,100円

カラフルな見た目に運ばれてきた瞬間笑みがこぼれるタパス。この日は、キャロットラペ・カリフラワーのスパイシーロースト・ナスのカポナータ・自家製彩りピクルス・アンチョビキンピラごぼう・キノコのマリネ・赤キャベツアグロドルチェが登場しました。

カリフラワーのスパイシーロースト

アンチョビキンピラごぼう

「アンチョビキンピラごぼう」は、和の調味料は一切使わず、アンチョビをプラスして洋風テイストに。ほんのりスパイシーなカレー風味のカリフラワーも個性的でハマリそう。

自家製彩りピクルス

自家製彩りピクルス

「カポナータ」と聞けば、パプリカやピーマン、玉ねぎなど具材がたっぷり入ったものを想像しますが、現地・イタリアでは、食材を1種のみ使用。今回はナスで仕上げ、噛むごとにトマトソースの甘酸っぱさと、素材の旨みが広がります。

キャロットラペ

オレンジが香るフルーティーな「キャロットラペ」は、ごろっとしたクルミが良いアクセントに。タパス盛り合わせは、白・赤、どちらのワインとも相性抜群です。

クロスティーニ 1枚 418円

追加をするなら、イタリアの伝統料理である「クロスティーニ」がおすすめ。“小さいトースト”という意味を持ち、トスカーナ地方発祥の鶏レバーペーストがバゲットにのったものが有名だそう！同店ではシェフのアレンジをきかせた5種がそろいます。

赤エビとアボカドとモッツァレラ 1枚 418円

ホタテとカボチャ 1枚 418円

ぷりっとした弾力がたまらない「赤エビとアボカドとモッツァレラ」は、新鮮な魚介の旨みと、アボカド・モッツァレラのクリーミーさがベストマッチ。もうひとつは、カボチャペーストのうえにホタテ、そしてカリカリに焼いたベーコンが添えられた逸品です。

華やかなルックスだけでなく、現地に行かないと楽しめないような斬新な味に心をつかまれるかも。

店頭で立ち飲み利用もスタート

同店で料理長を務める仲井さんは、東京の名だたるリストランテで活躍したのちに、イタリアでも有数の食の宝庫、エミリア・ロマーニャ州で修行を終えて帰国しました。「本場のように、スタッフやお客さまとの距離が近く、活気あふれる場になれば」とメッセージ。

ワインは約20種

「フィッシュ アイランド」内観

種類豊富なワインからチョイスに迷ったときは、親しみやすいスタッフに遠慮なく相談を。ひとり利用の際も注文できる「魚介盛り合わせ」は日替わりで、マグロのタルタルや、サバのマリネなど、鮮魚を使った約7種の逸品が少しつずつ楽しめます。