【閉店】大倉山の「キッカケサカバ」取材レポ。11月オープンの平野のNEWスポット

キッカケサカバの店頭

2022年11月1日にオープンした「キッカケサカバ」を紹介します。お店の場所は、兵庫区にある平野商店街。平野商店街は、有馬街道と山麓線との交差点（平野交差点）を中心に広がるレトロな雰囲気の商店街です。アクセスは、徒歩の場合は大倉山駅から15分程。バスは、平野バス停が最寄りですが、神戸市バス、阪急バス、神姫バスなど複数のバス会社が運行しているため、三宮やJR神戸駅、山陽板宿駅、鈴蘭台、谷上など各方面からアクセスができます。

商店街にある平清盛公像

平野は「平清盛ゆかりの地」と言われ、平野交差点には、若かれし頃の平清盛公像が設置されています。2022年7月に廃校となった湊山小学校をリノベーションしてできたコミュニティー型複合施設「NATURE STUDIO（ネイチャー タジオ）」もここらから徒歩2程の場所にあります。

キッカケサカバのレトロな雰囲気の入口

お店は、商店街の賑わいや、町が活性化する仕組みを作ることをコンセプトに、空き家を再生して作られた「キッカケプレイス」のシェアキッチンを利用して営業しています。昼間は、別の人がこの場所で和菓子販売やカフェなどの起業体験として営業されているそうですよ。

キッカケサカバの店内

店内は、木の温かさが感じられるオシャレな雰囲気。手作りのカウンター机も良い味を出しています。

キッカケサカバの店内（カウンター席）

キッカケサカバの店内（テーブル席）

おひとりさまにはカウンター席がおすすめ。カウンター席は最大で8名まで座る事が可能です。おふたりさま要に2名掛けのテーブル席もありますよ。

キッカケサカバのメニュー表

メニューは、創作料理系の居酒屋メニューが中心。名物は、沖縄で食べ歩いてたどり着いた独自のスパイスを使った「タコライス」。よくある甘めのタコライスではなく、辛さにこだわって作った力作だそうです。

キッカケサカバの通常1,360円のちょい飲みセット

ちょい飲み利用におすすめのセットがこちら。だし巻き、おでん盛り合わせ、ドリンク1杯の通常1,360円にセットです。読者限定の割引特典を提示すると税込み1,000円で注文できます。

レモンサワー、ハイボール、焼酎、日本酒、JJ（茉莉花＋ジャスミン茶）から1杯選択

ドリンクはレモンサワー、ハイボール、焼酎（麦・芋）、日本酒、JJ（茉莉花＋ジャスミン茶）から1杯を選択できます。

だし巻き（440円）

「だし巻き」は、三宮で飲食店を営んでいる熟練の和食料理人から直伝された逸品。巻き方もキレイですね。だしがよく効いたフワフワの食感のだし巻きでした。

おでん おまかせ3種（420円）

こちらは「おでん おまかせ3種」です。この日は、大根、玉子、牛すじの3種類。他にも、こんにゃく、厚揚げ、ごぼ天などの具材があります。

国産牛の牛すじ串

国産牛の牛すじを使った牛すじ串は、しっかりと煮込まれていて、口の中で肉のうまみとやさしい味のだしが混ざり合って絶品でした。

今回ご紹介した「だし巻き」と「おでん おまかせ3種」、ドリンク1杯の通常1,360円のセットが読者限定特典を提示すれば1,000円で楽しめます。定休日を除き営業時間中は特典の利用ができます。近くにある平野のNewスポット「NATURE STUDIO」帰りにも利用できますよ。

ちょい飲み手帖限定の特典はこちら

店舗マネージャーの音さん

「キッカケサカバ」は20代の若者二人が運営をしています。店舗マネージャーの音（おと）さんは、学生の時に「地域創生」に興味をもったのがきっかけで、「商店街の賑わいを作り、人々が集まる場所になりたい」というお店のコンセプトに共感を持ち、このお店の運営に参加されたそうです。

キッカケサカバの看板

運営している二人は音楽やエクストリームスポーツ好き。写真の看板は、スケートボード デッキで作っているそうです。どんな人に来て欲しいですかと伺ったところ、「一番は地元の人に来てほしいですね。あとはロックやヒップホップ、レゲエなどの音楽が好きな人やエクストリームスポーツ好きな人なら会話しながら楽しんでいただけると思います」と話していただきました。

アゴ、コンブ、本枯節、調味料を組み合わせて作るオリジナルのだし

シェアキッチンですが、食材は吟味して提供しています。おでんのだしは、アゴ、コンブ、本枯節、調味料を組み合わせて作るオリジナル。身体に染み込むやさしい味のだしです。他にも、お米は農家から「ヒノヒカリ」を直接仕入たり、有機の黒枝豆も農家直送で仕入たりしているそうですよ。