六甲の「Lit！」取材レポ。身体が喜ぶ小鉢とパスタを届ける

外観

Lit!の外観

JR六甲道駅から北へ徒歩5分、2022年11月にオープンした「Lit！（リット！）」を紹介します。お店の場所は、山手幹線と八幡本通が交差する「六甲口」の付近です。

お店の入り口

階段をあがります

まるでおうちのような佇まい。入り口の扉を開けると、目に前には階段があらわれます。1段ごと上るにつれて“どんなお店なんだろう”と期待も高まりますね。ベビーカーなどで来店する場合は、スタッフが手伝ってくれるので遠慮なく声掛けを。

Lit!の店内（テーブル席）

テーブル席

階段を上り切ると、暖色系の照明に照らされた温かみのある空間が広がります。手前にはソファ席もあるテーブルが2卓。ママ友会はもちろん、近ごろは男性のグループで訪れるお客も多いそう。

カウンター席

カウンターの床やキッチンには、ブルーを取り入れてナチュラルな雰囲気に爽やさもプラス。ひとりあたりのスペースを広くとり、小あがりにすることで、ちょっと座りたくなるようなカウンター席を演出しています。3階のテラス席も準備中だそう（2022年12月頃から利用可能に）。

Lit!のフードメニュー ※変更の可能性あり

ドリンクメニュー

日替わりパスタのほか、手間暇かけて作りあげる小鉢、自家製ティラミスなどのデザートが楽しめます。「イタリアン」という枠にとらわれず、和食の要素も取り入れながら敷居が高すぎないスタイルに。素材選びにもこだわり、化学調味料を一切使っていないのも特徴です。

通常1,500円のセットが特典の提示で1,200円に

通常1,500円のセットが特典の提示で1,200円に

こちらは小鉢2種とサラダがセットになったちょい飲みセット。特典を提示すると、通常1,500円が初回来店限定1,200円（税込）で注文できます。

小鉢2種とサラダ

ちょい飲みセット

小鉢は日替わりで、本日はかぼちゃの天ぷらと、ブッラータチーズが登場。

かぼちゃの天ぷら

かぼちゃの天ぷら

かぼちゃの天ぷらは、10パーセントの塩水に漬け込んでからじっくり蒸すことで、素材本来の甘みを最大限に引き出します。3～4時間丁寧にダシを取った鶏ガラのあんかけをまとわせて、ワインと相性抜群の一品です。

ブッラータチーズ

ブッラータチーズのうえには鮮やかなトマトが。こちらのトマトも、あらかじめオーブンでローストし、チーズのやわらかな食感とマッチするように工夫。そうすることで酸味を抑え、それぞれの味が喧嘩することなく、上品なハーモニーを奏でます。

サラダ

サラダは、自家製のオニオンドレッシングとあわせて。玉ねぎの爽やかさが野菜のみずみずしさを際立て、ほどよい塩味のある生ハムが良いアクセントにもなります。

ドリンク1杯

ドリンクは、スパークリングワインのほか、グラスワイン（赤・白）から1杯選択を。常時ワインは赤・白3種ずつ、スパークリングワインは2種そろうので、通常利用時はボトルでの提供もOK。

今回の特典は、17時から19時までの入店で利用が可能です。定休日は隔週日曜。

ちょい飲み手帖限定の特典はこちら

東京の有名イタリアンで修業を重ねたオーナーが兵庫に戻り、さまざまな年代の人が行き交う町・六甲にはじめてのお店を構えました。“敷居が高すぎず、料理はしっかり美味しい飲食店”を目指し、日常的にふらりと立ち寄れる空間に。オープンして1カ月もたたずですが、昼はパスタでランチ、夜は小鉢とワインでちょい飲みを楽しむ常連さんもいるようです。

カウンターにはコンセントもあり

パスタは「蕪（かぶ）と鶏ラグーのスパゲッティ（1,210円）」が人気。鶏肉を塩と砂糖でマリネしてひと晩寝かしたうえで、強火で焼き、ソースにはポルチーニ茸や白菜などの野菜をじっくり煮込んで仕上げます。それぞれの旨みが個性を主張し、おいしさのとりこになる人続出なのだとか。

清潔感のあるお手洗い

オーナーの姉でもある、マネージャーの田畑さんは「お酒を飲まれていると、パスタ1皿食べられるほどお腹に余裕がないかもしれませんが、そのときはハーフサイズでの提供も可能です。そんなリクエストもお気軽にご相談ください」とメッセージ。

ほかにも2人組で訪れた際、要望があれば別の種類のパスタが半分ずつ楽しめるようにと、それぞれのお皿に均等に盛り付けてくれることも。まさにかゆいところに手が届く、お客に寄り添ったサービスもうれしい。