元町・鯉川筋沿いの「紀州屋」。地元民に食べてほしい極上神戸牛のお得なセット

紀州屋の店頭

JR元町駅から鯉川筋を北（山側）へ徒歩5分、生田新道を越えた先にある「紀州屋 （きしゅうや）」を紹介します。来年2月で20周年を迎え、神戸牛ステーキを中心に、炭火焼き料理が楽しめます。

紀州屋の店内（テーブル席）

趣のある木の扉を開くと、広々とした明るい空間が広がります。手前にテーブル席とカウンター、奥には掘りごたつ式座敷個室（こちらは禁煙）も用意。宴会やファミリーでの利用も可能です。

こちらのカウンターのテーブルは、 なんと樹齢250年以上という立派なスギを使った1枚板で手掛けています。木のぬくもりに包まれながら落ち着いて食事が堪能できますね。

ランチメニュー ※期間・数量・平日限定

ランチメニュー

11時30分から14時まではランチ営業も実施。なぜかステーキを差し置いて人気ナンバーワンの「但馬どりのからあげランチ（5個入り、860円）」など、平日はご飯の大盛り・おかわりが無料。サラリーマンを中心に賑わっています。夜の一品料理は、一部平日限定20％オフでお得に提供しています。

通常3,500円のセットが特典の提示で2,800円に。ドリンクはビール、チューハイなどから1杯選択を

こちらは“地元の人にこそ神戸牛を日常的に食べてほしい”と店主が考案してくれた読者限定のちょい飲みセット。平日のディナータイム限定、通常3,500円のセットが特典を提示すると20％オフの2,800円で注文できます。ドリンクは、生ビール（銘柄：アサヒスーパードライ）やチューハイ、ハイボール、日本酒、焼酎、ソフトドリンクから1杯選択可能。さらに特典利用時に追加ドリンクをする際は、1杯500円でオーダーできます（一部除く）。

手前左側の黒毛和牛タタキ・神戸牛ステーキ・但馬どりの唐揚げは、それぞれのタレや薬味に絡めながら堪能してくださいね。

神戸牛ステーキ

部位は日替わりで登場し、この日は神戸牛のランプステーキ。醤油ベースの自家製タレには細かく刻んだ淡路島のタマネギが溶け込み、神戸牛を包み込みます。まずはじめに甘み、そして上品な脂身や炭火の香ばしさが口いっぱいに広がり、ふわっと余韻を残して溶けていきます。

黒毛和牛タタキ

但馬どりの唐揚げ

黒毛和牛のタタキは、モモ肉にあたる希少部位「イチボ」がこの日はお目見え。店主が厳選した和歌山のだいだいポン酢にあわせて、レアでとろけるような食感に癒されます。そして、但馬どりの唐揚げは、プリプリとした弾力と、噛むごとに肉汁があふれだします。

焼魚

淡路産カリカリじゃこ酢の物

後列には、焼えだまめなどの「季節の一品」や焼魚、淡路産カリカリじゃこ酢の物が。この日の焼魚は、さばのみりん干し。提供している魚は、なんと店主自らが近海で釣ってきたものだそう。日によってはブリが楽しめることもありますよ。こちらも紀州備長炭を使って焼き上げているため、外はぱりっと中はふっくらジューシーに。名わき役のシソの葉をあわせながら香り豊かに楽しんでくださいね。

手作り豆富

そして、カクテルグラスに入って登場する豆富も店主の手作り。毎日前日から秘伝のレシピで仕込みます。わさびが苦手でない人は一緒にあわせて、シンプルなのにしっかり印象に残る、つるつるでなめらかな舌ざわり。唯一無二の逸品は通常利用の際はお通しとして登場します。

ちょい飲み手帖限定の特典はこちら

和歌山県出身・店主の外畑さんは、ステーキ店で料理長を務めたのちに独立。ピークタイムは奥さまと2人で切り盛りしています。「地元の人にこそ、兵庫県のおいしい特産物をカジュアルに楽しんでほしい」と、店主自らが調理・接客を行う丁寧な仕事ぶりが感じられました。同店で扱う肉や野菜など、食材のほとんどは「兵庫県認証食品」を使用しています。

平日限定 夜定食 1,300円～

コロナ渦をきっかけにスタートした夜定食（1,300円～）、弁当（860円～）やおかずのテイクアウト販売も実施。カジュアルなメニューが増えて観光客以外の人も利用しやすい雰囲気になりました。持ち帰りの注文は事前電話予約がおすすめ。予約なしでも注文できる「セット料理」（3,800円～）などおひとりさまでも気軽に。