パスタとワインの「Piacere」取材レポ。ソムリエ厳選のワインや前菜が選べるセット

「パスタとワインのお店 Piacere」外観

「パスタとワインのお店 Piacere」外観

JR甲南山手駅から南へ徒歩3分。国道2号線沿いに佇む「パスタとワインのお店 Piacere（ピアチェーレ）」（神戸市東灘区）を紹介します。

2023年12月にオープンし、ソムリエ厳選のワインとイタリアンを中心とした創作料理がカジュアルに楽しめます。

「パスタとワインのお店 Piacere」内観

「パスタとワインのお店 Piacere」内観

店内は、手前にテーブルが10席、奥にカウンターが4席。料理のおいしさだけでなく、居心地の良い空間を提供していきたいとお客との会話を大切に営んでいるオーナーシェフ。

ひとり飲みもしやすく、手前の扉を閉めると最大6名、個室として利用することもできます。

ワインセラー

店内と厨房にはワインセラーがあり、多いときでボトルは100種ほど。イタリアやフランスだけでなく、バニラのような甘い樽香（たるこう）が特徴的なアメリカ、ニュージーランド、スイスなど、約10か国そろうのも魅力的。

難しい知識は置いておいて“今日はこんな風味が飲みたい気分！”など、自由にオーダーするのがおすすめです。

「パスタとワインのお店 Piacere」日本酒メニュー

「ワインにとらわれず好きなものを飲んでほしい」と店主。ビール（モレッティ、ハートランドなど）や日本酒、ウイスキーなどもスタンバイ。

「パスタとワインのお店 Piacere」セットメニュー

「パスタとワインのお店 Piacere」メニュー

「パスタとワインのお店 Piacere」メニュー

ひとりでも頼みやすい「お得なセットメニュー」は、今年2月からの新メニュー。そのほか、何人かでシェアできる「前菜」や「パスタ」（約13種）、黒毛和牛などの「メイン」、手作りの「ドルチェ（コーヒー付き）」がそろいます。

「パスタとワインのお店 Piacere」ランチメニュー

「パスタとワインのお店 Piacere」ランチメニュー

「パスタとワインのお店 Piacere」ランチメニュー

ランチメニューは2,800円から。好きなパスタを選んで、ワインとともに昼飲みを堪能するのもいいですね。

読者限定特典の提示で税込2,000円

こちらは前菜3種が選べるちょい飲みセット。特典を提示すると、通常2,200円が2,000円（税込）に。ドリンクは、800円以下から1杯選択可能です。

焼き立てフリッタータ

焼き立てフリッタータ

前菜はメニューから気になるもの3種チョイス。特別に1人前のボリュームで提供してくれます。

イタリアの定番料理「焼き立てフリッタータ」は、卵と生クリーム、ニュージーランドのグラスフェッドチーズを忍ばせています。オーダーが通ってから焼き上げているため、熱々の状態でどうぞ。

八百ちゃん苺とトマトのカプレーゼ

八百ちゃん苺とトマトのカプレーゼ

こちらは、見た目が鮮やかな「八百ちゃん苺とトマトのカプレーゼ」。姫路で栽培されている「八百ちゃん苺」は、「とちおとめ」と「章姫」を掛け合わせた品種。大粒で甘酸っぱいいちごに、味の濃い中玉のトマト、モッツァレラチーズをオリーブオイルでまとめた逸品です。

自家製ロースハム

自家製ロースハム

「自家製ロースハム」は、岩手県のブランド豚「白金豚」を使用。通常のもも肉よりあっさりと味わうことができ、肉質やわらか、ブラックペッパーをほんのりきかせてワインが進みます。

前菜

前菜は「季節野菜のスープ」や「野菜のピクルス」のほか、メニューにはない季節料理も用意しているため“こんなものが食べたい！”とオーナーシェフに気軽に尋ねてみて。

ドリンク1杯（800円以下から1杯選択）

白ワイン「テバルド ビアンコ」は、爽やかなハーブのような特徴としっかりしたミネラル感もあり、エレガントで軽やかな味わい。そのほか、ビールやウイスキー、日本酒、ノンアルコールなど、メニューで800円以下のものから1杯選択を。

読者限定特典の提示で税込2,000円

今回の特典は、営業時間の終日（12時からラストオーダー14時、18時からラストオーダー21時）利用が可能です。定休日は月曜日（祝日の場合は火曜日）。

ちょい飲み手帖限定の特典はこちら

オーナーシェフ・河地さん

オーナーシェフの河地さんは、ホテルの宴会場やフレンチ・イタリアンレストランなどで経験を積み、2023年12月に独立しました。

店名の「Piacere」とは、イタリア語で“喜び”や“愉しみ”などの意味を持ち、現地では挨拶としても使われる言葉だそう。「あなたにお会いできた喜び」というメッセージを込めて名付け、食を通してお客との会話も楽しみたいとのことです。

河地さんは「ジャンルにとらわれない創作料理を提供しておりますので“こんな一品が食べたい！”といったリクエストも大歓迎。また、農家さんたちの想いをお客さまに伝えていくのが僕たち飲食店の務めだとも感じておりますので、食材の背景も知っていただきながら“来て良かった”と思ってもらえるお店であり続けたい」とコメントしています。