南京町の味噌だれ餃子発祥「元祖 ぎょうざ苑」実食レポ
最終更新日:2022/07/13
お店の情報
昭和26年創業、味噌だれ餃子発祥の餃子専門店。神戸で愛され続ける神戸牛が隠し味の絶品餃子
様々なメディアで取り上げられる餃子の人気店「元祖 ぎょうざ苑」。創業は昭和26年と、70余年あまり神戸で愛され続ける名店です。神戸ご当地グルメの味噌だれ餃子発祥の店で、今回はランチで昼飲みを楽しんできました。
店内は赤いテーブルが特徴的な落ち着いた空間。入口にカウンター席、奥にテーブル席が7卓あります。この日は平日の14時過ぎにお伺いしましたが、運よくテーブル席が2卓空いていたので、待ち時間なしで案内してもらいました。実はこの後も続々と来客があって、常時満席の状態が続いていました。さすが人気店。
こちらがメニュー表です。ランチメニューは平日(月~金曜)限定、で売り切れ次第終了との事。この時はご飯がなくなった為、ご飯が付く定食は売り切れでした。オーソドックスな定食は、餃子1人前(6個)にご飯、卵スープがついて715円とリーズナブル。今回は昼飲みを楽しみたかったので、サービスセットの中から「餃子とジャジャ麺(1,045円)」のセットを注文しました。
ちょい飲みメニューの説明
こだわりの詰まった餃子とジャジャ麺
注文してから、料理が提供されるまでの間に味噌だれを作ります。テーブルに「味噌だれの美味しい作り方」のPOPが置いてあったので、それを見ながら作りました。作り方は、小皿に味噌だれ(スプーン1杯半程)を入れて、醤油と酢をぐるっと軽く注ぎます。よくかき混ぜれば出来上がりです。
ちなみに、こちらの餃子にはニンニクが入っていません。本場中国の餃子にはニンニクが入っていないので入れていないそうですが、ニンニクが欲しい方はお好みでおろしにんにくを加えます。筆者としては、やっぱりニンニクは欲しかったので少量加えてみました。
こちらが今回注文したちょい飲みメニューです。生ビール(銘柄:アサヒ ドライプレミアム 550円)は料理が提供される直前に注文しました。
まずはメインの餃子。もっちりした厚めの皮に包まれた餃子です。餡には神戸牛が練りこまれているとの事で、通常の豚肉の餃子と比べて少し深みのある味わいでした。
餃子は焼き面が広いので、パリパリ感が味わえます。このさっぱりした餃子と、濃厚な味噌だれは相性も抜群!ちなみに、餡で使用している豚肉や野菜は、国産にこだわっている様なので安心です。
続いてこちらが自家製のジャジャ味噌を使ったジャジャ麺です。ジャジャ味噌とは、同店オリジナルの手作りピリ辛味噌です。
平打ち麺と温野菜(キャベツともやし)をジャジャ味噌としっかり混ぜ合わせます。もちもちした柔らかめの麺の喉越しと、もやしのシャキシャキの食感が楽しい。ちょっとだけピリ辛ですが、やさしい味でした。野菜が意外に多いのでヘルシー志向の方にもおすすめ。このジャジャ麺に隠れファンが多いのも納得できます。
お会計は1,595円でした。ジャジャ麺が結構ボリュームあるので餃子は1人前でも十分でした。絶品餃子をアテにちょい飲みは贅沢ですね。
ちょい飲み情報
- 水餃子 473円
- 焼き豚 330円
- ジャジャ菜ミニ 330円
可
可
神戸で半世紀以上愛され続けられるには、やっぱり理由がありますね。餃子は神戸牛が練られているので、普通の豚肉の餃子とは深みが違います。神戸の観光地、南京町にあるので観光客も多く訪れてはいますが、地元の人も足繫く通う名店です。次は水餃子でちょい飲みを楽しみたい。
店舗情報
※本記事は 2022年07月13日 時点の情報です。最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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