三宮の「サケノアルヒ」取材レポ。深夜も営業するリーズナブルな隠れ家的BAR

サケノアルヒが入る阿部ビルの外観

2022年12月3日、三宮にオープンした「サケノアルヒ」を紹介します。深夜2時（状況次第で翌4時頃）まで営業し、食事もしっかり楽しめるまだ知る人ぞ知る隠れ家的BAR。

阿部ビルのエントランス

お店の場所は、阪急神戸三宮駅・西口から徒歩3分、JR元町駅から徒歩5分のところにある「阿部ビル」の3階。1階には「うなぎの青葉」が入っているので目印に訪れてくださいね。突き当りにはエレベーターが1機あるので、そちらに乗って3階へ。

サケノアルヒの店頭入り口

エレベーターを出て左へ進み、一番手前の扉が「サケノアルヒ」の入り口です。はじめはディープな雰囲気に圧倒されてしまうかもしれませんが、扉を開くと穏やかな店主が迎えてくれるので安心を。

サケノアルヒの店内（カウンター席）

サケノアルヒの店内（テーブル席）

店内はカウンターが6席と、その後ろにテーブルが2卓あります。木目調の椅子やテーブルにあたたかみが感じられて、まるでおうちのようにリラックスして過ごせそう。その日の雰囲気にあわせてBGMのジャンルやボリュームも調整しているみたい。

サケノアルヒのメニュー表（フード）

メニューは和洋の要素を取り入れた一品を展開し、BAR使いだけでなく食事利用も可能。店主ひとりで切り盛りしているため時間があるときのみ、うどんやパスタ、チャーハンなど、材料があればなんでも手掛けてくれるそう。

サケノアルヒのメニュー表（ドリンク）

ドリンクは、ウイスキーや焼酎、韓国酒やカクテルまで幅広く用意。訪れた際は、ひとりにつき料理1品とドリンク1杯以上の注文をお願いしています。

サケノアルヒのちょい飲みセット

こちらは日替わりの「アテ盛り合わせ」とドリンクが付いたちょい飲みセット。特典を提示すると、通常1,500円が1,000円（税込）でオーダーできます。

茉莉花JJ

ドリンクは600円以下のメニューから1杯選択できます。生ビールやウイスキー、チューハイ、カクテル、ワイン、焼酎、果実酒と一通りのドリンクからチョイスできそう。おすすめは、ジャスミン焼酎の「茉莉花（まつりか）」。ジャスミン茶で割ったJJは女性客に人気なのだとか。

日替わりの「アテ盛り合わせ」

こちらは日替わりの「アテ盛り合わせ」。この日は、左から炙りチャーシュー、自家製鶏ハム、合鴨パストラミのラインアップです。

合鴨パストラミ

あぶりチャーシュー

「パストラミ」とは、香辛料で調味した肉の燻製食品で、その薫香がお酒と相性抜群。甘辛いタレで煮詰めたチャーシューは、仕上げにバーナーで炙ってジューシーさをプラス。自家製鶏ハムはピリ辛ソースがそえられています。ほかにも、店主が厳選した白菜キムチや刺身、ささみ、たたきなどが並ぶことも。

サケノアルヒのちょい飲みセット

写真は3品ですが、日によっては4～5品で登場するかも。読者限定の割引特典は、不定の定休日を除き18時から翌2時まで、ひとり3回まで利用することができます。混雑時は提供まで時間がかかる場合もあるので了承を。

ちょい飲み手帖限定の特典はこちら

韓国焼酎のチャミスル

三宮で人気の韓国料理店から独立した店主だからこそ現地の料理やお酒も充実。お客からのリクエストで提供をスタートした「ヤンニョムチキン」は、ケチャップベースで辛みをおさえた一品。

「はじめてひとりで入るBARは緊張するかもしれませんが、ここはお酒1杯・料理1品からでも大歓迎です。“あれが食べたい！”といったリクエストもお待ちしております」とメッセージ。

裏メニューのチーズテリーヌ（2切れ、400円）

こちらは、パティシエとともにお酒にあうデザートを研究して完成させた「チーズテリーヌ」。はじめは裏メニューとして常連に提供していましたが、なめらかでしっとりとした味わいが旨い！とまたたくまに人気を博しました。クリームチーズを使い、お酒の〆にも◎。

お酒の種類は50種類以上

ほかにも韓国のワイン「宝海 覆盆子（ぼへ ぼくぶんじゃ）」もスタンバイ。リキュールがたくさんあるので、飲んでみたいカクテルがあれば気軽に相談してみて。