三宮「立ち呑み Zen」取材レポ。ドリンク2杯とアテが付いて1,000円ポッキリ

「立ち呑み Zen」外観

「立ち呑み Zen」外観

JR三ノ宮駅から北に徒歩1分。2024年3月13日にオープンした「立ち呑み Zen（ゼン）」（神戸市中央区）を紹介します。

「グリーンシャポービル」外観

「グリーンシャポービル」看板

お店は赤いオーニングが目印の「グリーンシャポービル」の地下1階です。2024年1月までこの場所で営業していた立ち飲み屋を、常連客だった宿里さんが受け継ぎ、再スタートを切りました。

「立ち呑み Zen」内観

「立ち呑み Zen」内観

全席立ち飲みで20人ほど入店可能。照明を絞った落ち着いた空間で、一見（いちげん）のおひとりさまや、毎週決まった曜日に訪れるサラリーマングループなど、幅広いシーンで使われているそうです。

「立ち呑み Zen」メニュー

「立ち呑み Zen」日替わりメニュー

黒板のレギュラーメニューやホワイトボードの日替わりメニューから食べたいものをチョイス。鳥皮を使った軽いアテや、「〆鯖」など毎朝市場から仕入れた魚料理もそろいます。乾き物は置かず、旬の味覚が楽しめる逸品を意識。

「立ち呑み Zen」ドリンクメニュー

アサヒビール「うまい！樽生」認定店

ドリンクには珍しい日本酒もそろいますが、1杯目はビールがおすすめ。アサヒビール「うまい！樽生」認定店でもあるため、いつもより旨い生ビールがカラカラに乾いたの喉を潤してくれるはず。

瓶ビールは自由に冷蔵庫から取り、その際店主に一声かけて

日本酒はお客がリクエストしたものなど、常時5～7種スタンバイ。瓶ビールはマルエフ、スーパードライ、キリン、サッポロといったラインアップで、マニアにはうれしいですね。

特典の提示で税込1,000円

こちらは「ドリンク2杯＋おまかせ2種」のちょい飲みセット。特典を提示すると、読者限定価格の1,000円で注文することができます。

特典の提示で税込1,000円

ドリンクは、生ビール、ハイボール、チューハイから2杯選択を。

特典の提示で税込1,000円

また、今回の特典は「ドリンク1杯＋おまかせ3種」に変更することも可能です。ドリンクかフード、どちらをメインにするか好きなほうをチョイスできます（来店時どちらか1種のみの利用となります）。

おまかせの一品

アテはその日によって異なり、「鰯（いわし）の酢〆」や「鶏ハム玉ねぎポンズ」「鳥皮キンピラ」など、なにが食べられるか楽しみに出かけたいですね。

かぼちゃ煮

鳥皮キンピラ

鳥肝しょうが煮

ダシが染みた「がぼちゃ煮」に癒され、「鳥皮キンピラ」は、ごぼうのシャキシャキ食感のなかに鳥皮をしのばせて肉の甘みをプラス。

丁寧に下処理することで、臭みがなく食べやすい「鳥肝しょうが煮」は、疲労回復にも効果的。鶏肉は、但馬どりなど国産のものを使用しています。

鰯（いわし）の酢〆

鶏ハム玉ねぎポンズ

市場で仕入れた鰯を店主自らが酢締めした魚料理など、人気のアテも登場。自家製の「鶏ハム玉ねぎポンズ」は、しっとりやわらかな鶏ハムに玉ねぎの甘みがベストマッチ。

特典の提示で税込1,000円

特典の提示で税込1,000円

今回の特典は、月～金曜の16時30分から18時までの入店で利用可能です。初回来店のみ適用。

ちょい飲み手帖限定の特典はこちら

店主・宿里さん

先代の「立ち呑み Zen」は、2024年1月に17年の幕を閉じ、当時常連客だった宿里さんが脱サラ後、店名を受け継いで再オープン。

「10年間通っていた居酒屋が閉店すると聞いてさみしい気持ちとともに、同じ場所で“新しいことをはじめてみたい！”と、飲食店の道に進むきっかけになりました。当時の常連さんも通ってくださり、憩いの場が新しい形で残せて良かったです」と語ってくれました。

「立ち呑み Zen」内観

メニューにないものでも材料があれば作ってくれるそうで、遠慮なく店主に相談を。夏は日本酒を凍らせてシャーベット状にした「みぞれ酒」を、10月以降は「おでん」にもチャレンジしていきたいと、季節の移ろいが感じられるメニューにも注目です。