【閉店】元町の「スパイスモブ」取材レポ。和のスパイスカレーと日本酒のマリアージュ

元町エリアに2022年6月にオープンした「カレーとアテと酒 スパイスモブ」を紹介します。

山手幹線から路地へ

場所は、各線元町駅からは徒歩8分程。鯉川筋を山側へ登り、山手幹線の「コープこうべ 山手店」の交差点を右折。30m程進んだ所にある「良友酒家」の東側の路地を北に入ります。

塀の上に取り付けられた看板が目印

写真は、路地から見た風景です。右手に塀の上に取り付けられた「スパイスモブ」の看板が見えます。

細い通路を奥へ

スパイスモブの入り口

こちらは路地から見たお店の入り口です。細い通路を奥へ進むと、入り口があります。かなり入り組んだ場所にあるので、訪れる際は事前に要チェック！

スパイスモブの店内（テーブル席）

店内は、温かみのある落ち着いた雰囲気。写真は、2人掛けと4人掛けのテーブル席です。元々は洋風居酒屋だった店内を、ほぼそのまま利用しているそうです。

スパイスモブの店内（カウンター席）

こちらはカウンター席。おひとりさまや少人数での利用におすすめです。

スパイスモブのメニュー（カレー）

名物のカレーは、汁気の多い南インドのカレーを意識し、和のテイストを加えたオリジナルのスパイスカレー。定番の「モブチキンカレー」と日替わりカレーの2種類を提供。カレーはランチ時だけではなく、夜も提供しています。

スパイスモブのメニュー（アテ）

スパイスモブのメニュー（お酒）

こちらがアテメニューとドリンクメニューです。「スパイス副菜盛り合わせ（450円）」や「スパイス ブリ照り焼き（550円）」など、スパイスを使ったアテも提供しています。
今回は、同店の魅力が楽しめるちょい飲みセットを紹介します。

スパイスモブのちょい飲みセット

こちらがちょい飲み利用におすすめのちょい飲みセットです。特典を提示すると、通常1,200円～1,230円が税込1,000円で注文できます。

店主おすすめの日本酒

ドリンクは、日本酒か生ビール 中（銘柄：サッポロ黒ラベル生）のどちらか1杯が選べます。日本酒は常時10種類ほど提供しています。写真は、店主おすすめの兵庫県の泉酒造の「仙介 特別純米」。適度な酸味があって、料理とよく合う日本酒です。

アテカレー（600円）。＋100円でライス有に変更可

料理は、カレーのルーだけを提供する「アテカレー」です。写真にはないですが、アテカレーに「スパイス半熟味玉」がトッピングになります。インドの薄焼き豆せんべい「パパド」が添えられていますよ。

日替わりの新ごぼうと椎茸の青山椒牛豚キーマ

「アテカレー」は、定番の「モブチキンカレー」か日替わりカレーのどちらかを選ぶことができます。写真は、この日の日替わりカレー「新ごぼうと椎茸の青山椒牛豚キーマ」です。ごぼうや椎茸など和食でもおなじみの食材に、青山椒の辛味がピリッと効いた和テイストのスパイスカレーです。
今回ご紹介した「アテカレー」と「スパイス半熟味玉」、ドリンクは日本酒か生ビール1杯の通常1,200円～1,230円のセットが、ちょい飲み手帖WEBの読者限定で下記の特典を提示すれば税込み1,000円で楽しむことができます。特典は夜営業のみ（18:00～）、初回の利用時のみ利用可能です。

ちょい飲み手帖限定の特典はこちら

スパイスモブの店主の小野さん

元々サラリーマンをされていたという店主の小野さん。居酒屋で料理人をしながら料理を学び、その後サラリーマンとして働きますが、お店を持ちたいという夢を実現させる為に会社を辞めて再び料理の道へ。元町の花隈で3カ月、間借り営業したのちに2022年6月に常駐店舗としてこの場所にオープンしました。スパイスカレーは、お米が主体で汁気の多い南インドのカレーを意識して独自にアレンジ。日本酒とのマリアージュを楽しめる様にと、和のテイストを取り入れたオリジナルのスパイスカレーを提供しています。

カウンターに並べられたスパイス

専門店で仕入れるスパイスは20種類程。すじコンやひじき、梅や無花果（いちじく）など、「和」の食材に合わせて独自で調合しているそうです。

スパイスモブのショップカード

店名は、ブレイクダンス好きな店主がラップでたびたび使われる「モブ」（＝「群衆」という意味の英語）から、人の“集まり”や、スパイスや和の“組み合わせ”という意味で「スパイスモブ」と命名されました。

兵庫県や山口県の地酒を中心に仕入れる日本酒

日本酒は、兵庫の地酒や店主の地元である山口県の地酒を中心に常時10種類ほど提供しています。どんな人に来て欲しいですかと伺ったところ、「日本酒とスパイスカレーというと一見合わなそうな組み合わせですが、和テイストを取り入れた当店のスパイスカレーで、日本酒の楽しみ方が広がりますよ。新しい飲み方をしたい人はぜひ来てほしいです」と話していただきました。