三宮・和食と日本酒の「さけやしろ」取材レポ。立ち飲み限定“ちょい飲みセット”が新登場!
最終更新日:2022/08/25
お店の情報
灘五郷を中心とした日本酒が約100種ずらり。立ち飲みスペースとテーブル席の二段構え
地下鉄三宮駅・西出口3から徒歩1分、いくたロード沿いに佇む「さけやしろ」を紹介します。同店では、料亭のまかない料理と日本酒が、一部立ち飲みスタイルで楽しめます。
入り口付近には、気軽にちょい飲みをすることができる立ち飲みスペースが、奥にはゆったりと過ごせるカウンター・テーブル席(着席時は500円のお通し代が発生)を用意。提供される料理はどちらも本格和食ですが、利用する人数やシーンによっても使い分けできるのがうれしいですね。
そして店内中央に構える大型日本酒セラーには、灘五郷を中心とした日本酒がずらり。その数なんと約100種。訪れる客の約7~8割は日本酒をオーダーし、豊富なラインアップでマニアはもちろん、少しずつ試したい初心者にも安心の環境です。現在土曜のみ11時30分からランチ営業も行っています(1,980円~)。
ちょい飲みセットの説明
立ち飲みスペース限定の“ちょい飲みセット”が新登場!心が癒される料亭の味を
こちらは、今年8月から登場した「ちょい飲みセット」。立ち飲みスペース限定メニューで、平日はもちろん、土曜もオーダー可能です。ドリンクは灘の酒を中心とした7種の日本酒や、生ビール(銘柄:ザ・プレミアム・モルツ)、果実酒から1杯選択することができます。
お造りは日替わりで、カツオやハモといった旬の魚が2種登場します。
本日のおつまみは、上から時計回りに「アジのトマト煮」「南蛮漬け」「牛肉と大根の煮物」「鶏のひねポン酢」の4種類。
目でも舌でも楽しめるよう、細部にわたって同店のこだわりが感じられます。
牛肉の旨みが染み込んだこっくり風味の「牛肉と大根の煮物」をはじめ、暑い時期でもさっぱり味わえる「南蛮漬け」や「アジのトマト煮」は、日本酒だけでなくどんなお酒にも合いそうですね。
かす汁には隠し味にクリームチーズをしのばせて、食べやすいようにアレンジ。まるでシチューのような、濃厚なコクと香りにトリコになる人続出だとか。温かく身体にもやさしい。
お店の人の紹介
“神戸の人が笑顔になれば”との想いで営み、今年で10周年!日本酒にゆかりのあるイベントも満載
半年前に同店の母体となる、神戸ポートピアホテル内の日本料理店「神戸たむら」から異動してきた料理人の大東さん。「厨房からお客さまが食事をされている様子がうかがえるので、料理の感想を直接いただく機会も多く、いつも励みになっています」とコメント。地元の人に兵庫のお酒を知ってもらい“地域貢献に繋がれば”との想いでスタートした同店も、今年の9月で10周年を迎えます。
テーブル席でゆったりと堪能できるコース料理は3,980円から。定期的に繋がりのある蔵人(くらびと)や杜氏(とうじ)を招いて、日本酒ができるまでの工程やエピソードを語ってもらいながら、季節の地酒が楽しめるイベントを開催。ほとんどの参加者がイベント終了と同時につぎの予約も確保していくほど大人気なのだとか。キャンセル待ち制度もあるため、気になる人はスタッフに尋ねてみて。
ちょい飲み情報
- おかゆコロッケ 750円
- 自家製くんせい盛合せ 780円
- 大人気 かす汁 550円
可
可
立ち飲みスペースの利用はほとんどがおひとりさま。女性も多いようで、週に何度も通う常連さんもいるそうです。この道30年、店主の植森さん曰く「ここ最近は、テーブル席よりも短時間での立ち飲みスペースの利用のほうが人気です」と教えてくれました。今年の8月から登場した“ちょい飲みセット”は、いつでもだれでも楽しめて、四季折々のアテが登場するので、毎日でも通いたいほど。セラーから気になる日本酒を見つけたら遠慮なくスタッフさんに声を掛けてみて。杯片手の談義は尽きなさそう!
ギャラリー
店舗情報
※本記事は 2022年08月25日 時点の情報です。最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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