阪急神戸三宮駅からすぐの「スタンドサンジ2nd」取材レポ。人と人が繋がる立ち飲み屋
最終更新日:2022/07/28
お店の情報
街のパワースポットとしてコミュニティが生まれる立ち飲み屋。お客同士が飲み仲間になることも
阪急神戸三宮駅・西口から徒歩1分、三宮高架商店街「ピアザkobe 1」内にある「スタンドサンジ2nd」を紹介します。同店は5軒隣にある「スタンドサンジ」の2号店として2021年10月にオープンしました。入り口は中央幹線側・商店街側どちらからでも入店可能。外から中の様子が伺えるのもふらっと立ち寄りやすいポイントですね。
店内は全席禁煙の立ち飲みスペース。単なる立ち飲み居酒屋ではなく“人と人をつなぐ、ご縁を繋ぐ場所”としても提供。それゆえに、はじめはひとりで訪れたお客同士も徐々に仲良くなり、決まった時間に同店で待ち合わせをすることや、ここで飲んだ後に別の店へ移動してはしご酒も楽しまれているようですよ。
壁のホワイトボードにはメニューがずらり。酒飲みにうれしい「赤ウインナー揚げ」や「チーズカリカリ揚げ」などの定番メニューから、釣りが趣味だという店主自らが明石近海で釣った旬の魚が並ぶ日もありますよ。
ちょい飲みメニューの説明
果実が身体全体に染み渡る「超キウイサワー」でほろ酔い気分。淡路島近海の魚を中心に盛り付けた刺身にあわせて
はじめての利用でぜひオーダーしてほしい「刺身盛り合わせ(4種)」と、超キウイサワー。お通し料金が発生せずに、メニューが税込み金額なのもありがたいですね。
本日の刺身は、はまち・カツオ・フグ・鯛の4種類。この中には店主に釣り上げられた魚がいますよ!さて、どちらでしょうか?
正解は明石沖で獲れた鯛とフグ!鯛は淡泊ながらも香りが豊かで、クセのない旨みが感じられます。天然のナゴヤフグは、ぷりぷりの舌触りと、コリコリをした歯応えがやみつきに。そえられたすだちやヒマラヤ岩塩にあわせて楽しんでもGOOD!
淡路島から産地直送のハマチは、程よく脂がのりつつ旨みが凝縮。しっとりやわらかなカツオは薬味にあわせて。魚は主に、店主が釣った魚・淡路島の取り引き業者から直送したもの・中央市場で買い付けた鮮魚の3ルートからメニューに並びます。
暑い時期は特に旨い!年中提供されている「超キウイサワー」。キウイを1.5個分使用し、各自つぶしながら果実をサワーに溶かしてごくり。甘酸っぱい風味が身体全体に染み渡ります。同じく定番の「超トマトサワー」をはじめ、期間限定の「パインサワー」や「スダチサワー」も女性を中心に大人気!
お店の人の紹介
旬の魚が食べられるかは店主の釣りの腕次第!季節野菜を取り入れた酒のアテも
普段こちらのセカンド店にいる店主の畑本さん。コロナ渦で時間ができたため、スタッフの教育にも力を入れて、安心して任せられるようになったことで目と鼻の先に2号店をオープンしました。同時に以前から興味のあった釣りも極めることができたようで、現在は週1ペースで船に乗り“タイラバ”に挑戦しているそうです。「8月にははじめてイカ釣りにも行ってきます!」と笑顔で語ってくれたので、店主の腕次第ではお盆頃からおいしいイカが食べられるかもしれませんね。
岩ガキや鯛の白子などの魚料理だけでなく、水なすやとうもろこし、兵庫県産のトマト、アスパラガスなど、季節の野菜を使った一品も目白押し!予算2,000円で十分ほろ酔いになれますが、なかには旨い肴と居心地の良さに甘えて5,000円以上使っていくお客もいるとか。常連さんが毎回頼むという名古屋の手羽先風「鶏ネック バカ旨揚げ」や、エビマヨのようにししゃもを揚げた「ししゃもマヨネーズ」もぜひ。リアルタイムのメニュー情報は同店のインスタグラムをのぞいてみてくださいね。
ちょい飲み情報
- 刺身盛り合わせ 690円
- 鶏ネック バカ旨揚げ 390円
- ししゃもマヨネーズ(エビマヨ的な)590円
可
可
“お客さんも参加しながら一緒に作る街のパワースポット”といったコンセプトを持つ立ち飲み屋。しかし節度のあるマナーも大切です。穏やかな店主ですが、ルールを守ってもらえない人には厳しく注意をされているようで、ひとり飲み初心者や女性にも安心して過ごせる環境がととのっています。おいしく・ルールを守って楽しく・リーズナブルに…同店がいつでも満席な理由が分かった気がしました。店内にお手洗いはないので、事前に済ませて訪れるのがおすすめ(途中で外に出る場合は一旦お会計となります)。譲り合いながら、ぱぱっと食べ飲みして次の店へ。まさにちょい飲みにふさわしいスポットです。
ギャラリー
店舗情報
※本記事は 2022年07月28日 時点の情報です。最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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