住吉の居酒屋「ライパチ」実食レポ。エースで4番は串揚げ!野球好きはぜひ訪れて
最終更新日:2022/12/10
お店の情報
野球ファンはぜひ訪れてほしい居酒屋。お客さんの“ホームグラウンド”を目指して
JR住吉駅から南へ徒歩1分、地下1階にひっそりと佇む「酒菜 ライパチ」へ行ってきました。店名を変えながらも、ここ住吉で20年間営業している居酒屋です。
扉を開けると「NO SMOKING(禁煙)」の看板が。たばこを吸わないユーザーにとってはうれしいですね。奥へと進むと穏やかな店主が迎えてくれます。
お酒のボトルを照明にした明るい空間。カウンターが6席、その後ろに6人・4人掛けテーブルが合計26席あります。
店主は、かつてライトで8番を務めた元球児。コロナ渦でお店の営業ができなくなったとき、ふと中学の野球部時代を思い出したそうで“お客さまから愛される絶対的なエースで4番を目指したい!”と、2020年8月店名を「ライパチ」に変更。メニューにも野球愛があふれていました。
今月のおすすめメニューのほか、手間暇かけて仕上げる前菜、串揚げ、冬限定の「旨辛ホームラン鍋(1,408円)」もあります。
ドリンクは同店名物「生レモンサワー」が豊富にそろっています。絶妙なネーミングがおもしろい!ほかにも、季節の地酒や焼酎も用意。土曜のみ11時30分から、新鮮な海鮮を使ったランチメニューも提供しています(なくなり次第終了)。
ちょい飲みメニューの説明
レモンサワーは9種スタンバイ!豪華な前菜盛り合わせや、サイコロ串揚げで運試しも
9種のレモンサワーのなかから直感で「初恋レモンサワー」を注文。ピンク色の見た目に驚いていると“初恋っぽく甘酸っぱく仕上げています”と店主。淡路島産のレモンを使い、パインや乳酸ホワイトの甘さが際立ち、カクテル感覚で飲みやすい一杯です。
ドリンクと同時にお通しも登場。季節野菜に自家製の味噌をたっぷりつけて味わいました。
こちらは同店名物の「前菜盛り合わせ」。写真の5種と8種(1,078円)から選べます。小皿からはみ出しそうな勢いで盛りに盛られた様子にこちらもびっくり!
ぷちぷちとした食感がたまらない「海ぶどう」は青じそだれに絡めながら堪能。ポテトサラダのうえには、神戸の名物「いかなご」をオン。シャキシャキたまねぎの甘みが良いアクセントになり、こちらのレシピは店主の“おかん”に教えてもらったものだそう。
フランスの洋梨「ラ・フランス」が入った、生ハムとモッツァレラチーズや、じゅわっとダシの旨みがあふれる筑前煮もうれしい!そのほか、胡麻豆富の下に湯葉が隠れている「手づくり胡麻湯葉豆富」は、オープン以来提供し続け常連さんからも大人気なのだとか。
個性豊かな前菜に幸せをかみしめながら、再度メニューを開くとなんだか気になるものを発見!サイコロを振って出た目の本数に応じて、おまかせで串揚げが食べられるそうです。1回363円なので「3」以上がでるとお得になりそうですね。いざ、チャレンジ!
なんと「6」の目がでました。ということは、おまかせ串揚げ6本ゲット!今年最後の運を使い切ったようです。
通常「おまかせ串揚げ6本」を注文すると、748円なので半額以下で味わえますね。海老、れんこん、銀杏、ししとう、ナスのラインアップ。アツアツの状態で口へと運ぶと、サクッと音を奏でてどれも素材の旨みが際立っています。特に身がぎっしり詰まった海老の弾力がすさまじい!
串揚げは、自家製ソースと、卓上のカレー塩、淡路の塩にあわせてどうぞ。
テーブル会計なので退店時店主に声掛けを。お店のコンセプトやメニュー表に遊び心があふれ、ひとりでも楽しくちょい飲みをすることができました。つぎは市場直送のお造りや、鍋料理も試してみたいです。
ちょい飲み情報
- 胡麻湯葉豆富 473円
- 前菜のライパチ盛り 1,078円
- 串揚げ 1本99円~
可
可
ふらりと歩いて見つけたお店が大当たり!どれもオリジナリティあふれる味わいで、あれもこれもとつい追加をしたくなる居酒屋です。同店のインスタグラムをフォローすると「肉豆腐専用レモンサワー+肉豆腐」が110円でオーダーできるサービスも。そのほか、訪れる人の胃袋をつかむ「胡麻湯葉豆富」は、1個500円で持ち帰りもOK。あなたのホームグラウンドになるかもしれませんね。
ギャラリー
店舗情報
※本記事は 2022年12月10日 時点の情報です。最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
この記事をシェアする