三宮の「につまるくん」取材レポ。神戸では珍しい「漬け込みハイボール」が飲める！

「につまるくん」外観

「につまるくん」外観

「につまるくん」外観

阪急三宮駅・西口から南西に徒歩3分。2023年5月にオープンした、煮込み料理と蒸留酒をメインに提供する「につまるくん」（神戸市中央区）を紹介します。お店の場所は、1階にラーメン屋が入るYSビルの2階。

「につまるくん」外観

階段で2階へ上がると、オリジナルキャラクター“につまるくん”が描かれた扉が見えてきます。

「につまるくん」内観

「につまるくん」内観

カウンターが14席ならび、照明を絞った落ち着く空間は、ひとりでも過ごしやすそう。30代から40代がメインで、おうちのようにリラックスしながら飲めるのが特徴です。

「につまるくん」メニュー

「につまるくん」ランチメニュー

スパイスを使い攻めた煮込み料理や、スタンダードなアテがそろい、ひとり客があれこれ注文しやすいよう、少量のサイズで提供されるのもうれしい。お酒が飲めない人は、ご飯とみそ汁を付けて夜定食にすることもできたり、12時から17時はランチメニューを用意しています。

「につまるくん」ドリンクメニュー

ドリンクは、漬け込みハイボールがおすすめ。ラムやジン、焼酎、桂花陳酒をベースに、スパイスやハーブ、フルーツなどを組み合わせた同店オリジナルの1杯に仕上がっています。

通常1,810円のセットが特典の提示で1,500円に

同店の人気メニューがつまったちょい飲みセット。特典を提示すると、通常1,810円が1,500円（税込）で注文できます。

漬け込みハイボール

ドリンクは、漬け込みハイボール（約6種）から1杯選択を。こちらのラムベースのものは、香りや味わいに複雑さがあり、八角やなつめなどのスパイシーな飲み心地がクセになるのだとか。神戸では珍しいドリンクで、煮込み料理とも相性抜群です。

豚ナンコツとドライトマトの豆鼓煮込み 680円

オーナーが1番食べてもらいたい「豚ナンコツとドライトマトの豆鼓（とうち）煮込み」。中国から伝わる「豆鼓」とは、大豆を塩漬けにして発酵させた食品で、塩味が強く、味噌のような独特の風味が楽しめます。

豚ナンコツとドライトマトの豆鼓煮込み 680円

ほろほろの豚ナンコツや、ドライトマトの酸味も加わり、素材ならではのおいしさが感じられます。

スパイスもろみとセロリ 380円

スパイスもろみとセロリ 380円

こちらの一品は、キャラウェイやニゲラシードなどのスパイスが入ったもろみに付けて食べると、セロリのみずみずしさを上手に引き立ててくれます。

通常1,810円のセットが特典の提示で1,500円に

今回の特典は、営業時間の終日（12時からラストオーダー21時30分まで）の来店で利用可能です。火曜は定休。

ちょい飲み手帖限定の特典はこちら

（左から）スタッフとオーナーの上平さん

オーナーの上平さんは、かつてイタリアンバルや酒屋併設の飲食店で働き、お酒や料理の知識を深めていったのちに、2019年2月、1店舗目の「食卓とワイン 豆皿小皿」（神戸市中央区）をオープン。球磨焼酎（くましょうちゅう）にはまったことから、蒸留酒の世界に足を踏み入れることになり、今では漬け込み系のオリジナルドリンクも手掛けるように。

カウンターには焼酎がずらり

オーナーは「はじめは趣味程度に漬け込みハイボールを作っていましたが、まわりから好評だったこともあり、今では6種以上用意しております。お客さまとは、ちょうどいい距離感を保ちつつ、フレンドリーにお話できればと思いますので、おうちのようにリラックスして過ごしくださいね」とメッセージ。

同店から徒歩5分ほどの距離に姉妹店の「食卓とワイン 豆皿小皿」もあります

そのほか、甘しょっぱさがクセになる「コンビーフ マスカルポーネ（450円）」や、辛いもの好きにチャレンジしてほしい「麻婆煮込み」もぜひ。