神戸駅近くの「麺処 さくら庵」取材レポ。桜肉×和風だし×中華麺が渾然一体に
最終更新日:2022/11/08
お店の情報
神戸では珍しい桜肉(馬肉)を使った新感覚のラーメン!
JR神戸駅・高速神戸駅から徒歩4分の場所にある「麺処 さくら庵(さくらあん)」を紹介します。2021年2月にオープンした馬肉を使った一風変わったラーメン店です。
馬肉=桜肉と呼ばれることもあり、そのまま店名に名づけられました。店内は木のぬくもり感じるカウンター7席だけのこぢんまりとした空間。お子さま用の補助椅子やフォーク・取り皿などの食器も用意しているので、ファミリーでの利用も安心です。
利用の際は、消毒のうえ入り口付近の券売機で先に食券を購入してくださいね。1番人気の「さくら麺」や、ぷるぷるの自家製あぶらかすがたっぷりトッピングされた「牛かす麺」、馬肉のフレークを熱々のご飯にのせて食べる「さくらトロご飯」など、昼夜問わずお腹いっぱい楽しめるラインアップです。
ちょい飲みメニューの説明
まるで芸術品!白い器をキャンバスに、桜肉や水菜がカラフルに盛り付けられた「さくら麺」
1番人気の「さくら麺」は、白い器に桜肉の赤・水菜の緑・レモンの黄色・桜麩のピンクといった彩り鮮やかな一杯。別添えのアツアツ和風だしをかけて自分で最後の仕上げをしていきます。
中央の馬肉にむけて注ぎかけます。ダシの良い香りを漂わせながら、徐々に桜肉の色が茶色に変化してきました。
まずはスープを一口。鰹や昆布、サバをじっくり煮立たせて仕上げた和風だしはあっさりながらもコク深い味わい。桜肉の下には職人さんが1枚ずつ丁寧に削ったおぼろ昆布が隠れているので、だしと麺、具材をしっかり混ぜてくださいね。
桜肉は、会津・福島県産の軽種馬のバラ肉を使用。やわらかい食感で赤身と脂の旨みが両方バランスよく楽しめます。臭みは全くなく、牛や豚肉に比べると低カロリーで低脂肪、低コレステロール、低飽和脂肪酸のため、身体にもやさしい一品です。
まるでお蕎麦のような中華麺(お蕎麦ではないので、そば粉は使用していません)は、京都の製麺所「麺屋 棣鄂(ていがく)」の全粒粉配合・中加水中太麺を使用しています。栄養価が高く、独特の風味の麺は和風ダシと相性抜群です。
テーブルに置かれている、佐賀県竹下商店の「柚子胡椒」を桜肉につけて味わうのもおすすめ。爽やかな香りと辛みに、食欲がさらに刺激されますね。そのほかレモンをお箸でしぼってみたりなど、味を変えながら自由に楽しめます。食べたりないときは、ご飯を追加して雑炊風に最後まで堪能するのもGOOD!
お店の人の紹介
季節限定ラーメンや、店主が趣味で集めた馬肉の缶詰などにも注目を
大阪の人気店に約9年ほど勤めた店主・加茂野さんが独立し、2021年2月22日に同店をオープン。神戸では珍しい「馬肉ラーメン」を、どんな世代の人にも食べてもらえるように、夏はカレー風に、冬はあんかけ風になど、季節限定メニューも手掛けています。
店主の趣味で集めている馬肉の缶詰「Uma Bar」や「馬スジのカレー」もあるので、ビールとあわせたいときはぜひ。お土産用にテイクアウトもOKです。
ちょい飲み情報
- さくら麺 980円
- さくらトロご飯 480円
- 牛かす麺 850円
可
可
平日はサラリーマン、休日は遠方からファミリー層も訪れるという同店。ほとんどが食事利用のお客だが、馬肉のテール(しっぽ)をトマトソースでじっくり煮込んだ「馬テールのトマト煮」や「馬肉の焼き肉風」といった缶詰や、噛めば噛むほど馬肉の旨みが口の中に広がる「馬肉ジャーキー」もメニューにあるので、仕事終わりひとりでサクッと飲みたいときにも使いやすそう!SNSで同店のメニューを投稿し、店主に画面を見せるとプチデザートがもらえるキャンペーンも実施中です。
ギャラリー
店舗情報
※本記事は 2022年11月08日 時点の情報です。最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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