六甲道の「蔵道」取材レポ。一度食べると忘れられない和食×イタリアン

外観

外観

JR六甲道駅から北東へ徒歩8分。山手幹線沿いに佇む「蔵道（くらみち）」を紹介します。大通りにありながら隠れ家的雰囲気を醸し出し、和食×イタリアンが楽しめます。目の前のジョリーパスタが目印。

店内

店内

店内に1歩足を踏み入れると、外の喧騒とは無縁の空間が広がります。“もしも海外の倉庫にお寿司屋さんが現れたら”をテーマに内装はいちから作り上げました。

壁のアート

カウンター席

オーナーは、現役で社会人サッカーリーグにも加盟。その繋がりで、サッカーやラグビー選手、テニスプレーヤーのサインが壁のいたるところに。友人である大阪のアーティストが手掛けたイラストも見惚れてしまいますね。

フードメニュー

フードメニュー

“魚の鮮度は妥協したくない！”と、信頼のおける3社の魚屋と提携。毎朝5時に市場にいる業者の人とやりとりしながら、良いものばかりを仕入れます。常時12～13種取り扱い、メニューのなかでも造りはかなりの赤字覚悟！寿司は1貫（300円～）から注文できるので、2・3軒目のちょい飲みにも最適です。

日替わり日本酒

ドリンクメニュー

ドリンクメニュー

日本酒は毎日銘柄が入れ替わり、レアものもふくめて8種以上スタンバイ。そのほかウイスキーが40種、フレッシュフルーツを使ったカクテルもあり、BAR使いとして利用するお客も多いのだとか。

特典の提示で税込2,000円

こちらは本鮪鉄火巻とドリンクが付いたちょい飲みセット。特典を提示すると、通常2,700円が初回来店限定で2,000円（税込）に。ドリンクは、日本酒やサッポロビール、ワイン、ウイスキーなど、メニュー表で700円以下のものから1杯選択を。

ドリンクは700円以下から1杯選択

日本酒は飲むグラスによってもおいしさが変化するそうで、グラス選びにもこだわります。同店ではリムが大きい（飲み口が広い）ワイングラスを採用し、空気に触れることで旨みが増すため、一瞬一瞬味の違いも楽しめます。

本鮪鉄火巻 通常2,000円

シンプルな鉄火巻きも、生の本鮪を贅沢に約250グラム使用。シャリには、米酢・ワインビネガー・バルサミコ酢・そしてもう1つの隠し味をブレンドし、粘りを出さないようにふっくらと米の炊き方にもひと工夫。

本鮪鉄火巻

1度も凍結していない鮮度抜群の本鮪は、旨みが強くてもっちり。ほかにも、口どけ抜群の佐賀県産・有明海苔を使っていたり、寿司にかかせない醤油も手作り。4種の醤油や北海道産昆布、鰹節、さらにはトロの脂をじっくり煮詰めることで、ほんのり甘みも感じられます。

特典の提示で税込2,000円

“1度食べるとほかのお店でお寿司は食べられない”と、訪れる人が次々ととりこに。特典は、18時からラストオーダーの23時30分までの入店で利用が可能です（不定休あり）。なお初回来店時限定、有効期限は5月27日までとなります。

ちょい飲み手帖限定の特典はこちら

スタッフの皆さん

オーナーの原口さんは、和食や寿司屋、イタリアン、オーセンティックバーなど、数々の飲食店に勤め、同時に神戸のほか、静岡、佐賀、福岡など、日本中旅をしながら腕を磨きました。

その後2021年2月に同店をオープンし、愛嬌のあるスタッフとともに着実にファンを増やしています。2月10日～12日まで2周年イベントを開催しますが、常連の予約ですでに満席だそう！

店内

パスタに決まったメニューはなく「クリーム系」「オイル系」といったリクエストとともに、好きな具材をあわせて手掛けます。どんなリクエストも大歓迎で、レパートリーは30種ほど。

ほかにも人気のおでん（3月末頃まで提供予定）は、ブリやタイ、サバといった魚の頭をくだいてダシを取り、オーダーが入ったあとで、かき・あん肝・たら白子など、珍しい具材と再度煮込みます。素材本来のおいしさも感じられる、手間暇かけた逸品をぜひ。

何度も通って常連になると、裏メニューの注文も可能に。前日までの予約で、寄せ鍋・ぶりしゃぶ・金目鯛がメインのコース料理や、30名以上の貸し切りもOK。

土・日曜のみランチ営業を行い、カレー（700円、学生500円）や濃厚鯛出汁ラーメン（850円、ご飯無料）、そのほか20種ほど一品料理も提供。週末は昼飲みもおすすめです。