三宮・東門街内の日本酒バー「ななころびやおき」取材レポ。日替わり3種を飲み比べ

外観

外観

各線三宮駅から徒歩5分、東門街のビル・港都会館の4階にひっそりと佇む、日本酒バー「ななころびやおき」を紹介します。

ななころびやおきの店頭

ビルの外観

港都会館の4階

東門街のローソンを越えてすぐ、ビルの入り口が細いため通り過ぎないように注意を。エレベーターで4階へとあがり右手の扉を開けると、カウンター7席のみのこぢんまりとした隠れ家的空間が広がります。

店内

ななころびやおきの店内

お通しやチャージ料金は無料。日本酒は神戸では取り扱っていないマニアックなものから、定番まで常時30～40種そろいます。知識に長けた人はもちろん、これから極めたい初心者でも入店しやすい雰囲気です。

本日のフードメニュー

日本酒メニュー

日本酒メニュー

日本酒メニュー

日本酒は1杯350円から、おつまみは200円からで、基本的に店主が食べたいもの、飲みたいもので本日のラインアップが決まります。訪れるたびに新鮮な気持ちで、一期一会の出合いも楽しめそうですね。

通常1,400円～1,500円のセットが特典の提示で1,000円に

こちらは、日本酒3種飲み比べと日替わりおつまみがついたちょい飲みセット。特典を提示すると、通常1,400円～1,500円が1,000円（税込）で注文できます（1人1日1回）。

牛すじぼっかけ 通常400円

牛すじぼっかけ 通常400円

本日のおつまみは「牛すじぼっかけ」。牛すじを甘辛く煮込み、日本酒にあうようににんにくのパンチもきかせています。

日本酒3種飲み比べ

そしてその日のおつまみと相性抜群の日本酒を店主がセレクト。牛すじのパンチに負けないような、辛口のテイストを中心に3種（各60ml）味わうことができます。季節限定など、ラインアップは1週間ごとに変更することも。

通常1,400円～1,500円のセットが特典の提示で1,000円に

過去には丹波篠山の黒枝豆を使った酒蒸しが登場した日もあったそうで、そのときはスッキリとした飲み心地の「谷川岳 純米ひやおろし」とのコンビで提供していた様子。アテと日本酒のバランスを想像して、トータルでお客に楽しんでもらえるように計算し尽くされたセットです。

今回の特典は、17時から23時の入店で利用可能。定休日は日曜ですが、月曜が祝日の場合は日曜を営業し、かわりに月曜が休みとなります。

ちょい飲み手帖限定の特典はこちら

店主の松尾さん

もともとはサラリーマンとして働いていた店主の松尾さんは、脱サラ後急ピッチで同店を開業。当時は何度も転んでいたそうですが“負けずに何度でも立ち上がっていきたい”、そんな思いから店名に「ななころびやおき」と名付けました。

20代の頃から日本酒が好きで「日本酒は香りや味わい、そのあとの余韻まで奥深く、和洋中なんにでもあうのが特徴です。新しいものが好きなので、さまざまな土地で作られた気になる銘柄を積極的に取り扱っていきたいです」と語ってくれました。

店内にはいたるところにだるまの置物が！ぜひ見つけてみて

日本酒をしっとり堪能するのもいいですが、20種以上のボードゲームがあり居合わせた客同士でワイワイ楽しむことも。日本酒談義やプロジェクターで映画鑑賞、ときには店主が怪談話を聞かせてくれたりなど、知れば知るほどおもしろいお店でひとり客でも退屈しないはず。同店でできるイベントがあれば、なんでもやってくれてOK！とのことなので、自分の趣味の世界に店主もまきこんでみて。