三宮・東門街の「サケノサカナハル」取材レポ。約80種の日本酒1杯＆ひとあじ違うポテサラ

「サケノサカナハル」外観

「サケノサカナハル」ビルの外観

各線三宮駅から徒歩10分。2024年10月にオープンした日本酒が飲める『サケノサカナハル』（神戸市中央区）を紹介します。お店の場所は、東門街と山手幹線が交わるあたりの「麒麟ビル」の5階にあり、ビルには階段とエレベーターが1基あります。

「サケノサカナハル」内観

「サケノサカナハル」内観

店内はカウンター9席のみのこぢんまりとした空間。おひとりさまでの来店が半数以上だそうで、静かな雰囲気のなかじっくり日本酒と向き合うことができます。平日は23時まで、金・土曜はお客さんがいなくなるまで深夜営業を行っています。

「サケノサカナハル」フードメニュー

白だしベースのおでんの具材は約20種あり、夏場は冷やしおでんに変化。おでんをアレンジした逸品やおばんざい、軽いアテ、揚げ物、〆ものなどが充実しています。店主の奥さんが手掛ける「ちーさんのプリン」「ちーさんのチョコテリーヌ」も隠れ人気なのだとか。

本日のメニュー

本日のメニュー

黒板には「本日のおばんざい」や「おすすめ日本酒」が表記されています。

「サケノサカナハル」日本酒メニュー

「サケノサカナハル」日本酒メニュー

日本酒メニューは2ページに渡り、あれよあれよと増え続け現在は約80種に。すべて50mlで提供し、400円から飲めるので気軽に試すことができそうですね。あわせて地域別に表記されているのが分かりやすい。

店主が旅行中に出合った、現地でしか購入することができない日本酒もそろい、旅のエピソードとともに杯を傾けることができる醍醐味も。

「サケノサカナハル」飲みくらべメニュー

「日本酒3種のみくらべセット」（40ml×3種、1,000円）もあり、メニューのなかから好きな日本酒を3種選ぶことができます。“こういうテイストが飲みたい！”といった気分でオーダーするのもOKです。全体的に「やや辛口」のものが多いのだとか。

読者限定特典の提示で税込1,000円

こちらは同店の人気メニューがつまったちょい飲みセット。特典を提示すると、通常1,200円～1,400円が1,000円（税込）に。ドリンクは、メニューから好きなものを1杯選択可能です。

おでんで作ったポテサラ 通常500円

おでんで作ったポテサラ 通常500円

おでんのじゃがいもとたまごを使いペースト状にすることでクリーミーな舌ざわり。ハムやパセリ、食感のアクセントにフライドオニオンが乗っています。家庭の“ポテサラ”とはひと味違うアテです。

付き出し 通常300円

付き出しには、名わき役「もやしのナムル」をはじめ、日替わりで「鶏の甘辛煮」「なすの揚げびたし」などが登場します。

「⺡（さんずい）直汲み 純米大吟醸」通常1杯500円

ドリンクはメニュー表から1杯好きなものを。日本酒のほか生ビールやハイボール、焼酎などもチョイスすることができます。

写真の「⺡（さんずい）直汲み 純米大吟醸」は、新潟の酒蔵で作られているもので、搾りたてのお酒をできる限り空気に触れさせない「直汲み」「無濾過生原酒」で仕上げることで、軽い微炭酸感とフレッシュな味わいを感じることができるのだとか。

読者限定特典の提示で税込1,000円

今回の特典は、火・水・木曜のみ、営業時間の終日（18:00～ラストオーダー22:30まで）利用することができます。なお有効期限は2025年6月19日（木）までとなります。

ちょい飲み手帖限定の特典はこちら

店主・春田さん

キャンプや釣り、カメラといった多趣味な店主・春田さんは、全国各地を巡るなかで出合う日本酒に惹かれ、脱サラ後2024年10月に同店をオープン。開業前までは自宅に仲間を招いて日本酒と料理をふるまっていたそうで、そのときに評判の高かった“家庭料理”の数々を提供しています。

「日本酒3種のみくらべセット」（40ml×3種、1,000円）

コレクターでもある店主は気になる銘柄があれば、ネットで取り寄せるのではなく、自らが現地に出向いて入手するほど“日本酒愛”強め。クチコミを頼りに探索しているそうで「『この地域に行けば購入できた！』『こんな蔵人さんが作っている』といったプラスアルファの情報もご一緒にお届けできたら」と店主。

今でも月に1度は夫婦で旅行に出かけ、お客さんから教わった日本酒を求めて目的地を決めることもあるそう。今後は蔵人を招いてイベントを開いたり、お客さんと一緒に“酒蔵めぐり”なども計画できたら…と展望を語ってくれました。