三宮・東門街の「P3no(ピノ)」取材レポ。女性店主が営む家庭料理の店 -樽生の匠-
最終更新日:2023/05/10
お店の情報
東門街で3周年を迎えた、クチコミで広がる店。おばんざいから韓国料理まで
阪急神戸三宮駅から徒歩5分。東門街内・コンベックススクエアビルの1階に佇む「酒と家庭料理の店 P3no(ピノ)」を紹介します。
入り口の装飾は店名の看板のみ。殺風景な扉を開けると、カウンターが6席、奥には2人掛けのテーブル席をそなえた、隠れ家的空間が広がります。
和洋さまざまな飲食店で経験を積み、2020年3月に満を辞して独立を果たした店主のP子さん。訪れる客のほとんどが常連で、20代前半から60代まで幅広い世代の憩いの場となっています。
おすすめは、カウンターに並べられた本日のおばんざい。そのままつまむのもOKですが、キノコをバターで炒めてほしい!コロコロステーキをピラフやパスタにしてほしい!といったリクエストも可能。できるもの(できるタイミング)であれば、喜んで応じてくれます。
レギュラーメニューには、自家製キムチやチヂミ、ヤンニョムチキンなどの韓国料理も。生ビール(アサヒスーパードライ)や、各種瓶ビール、焼酎、ハイボールとドリンクも充実しています。
年中提供している「鉄鍋おでん」も人気。熱々の状態で登場し、あっさりとしたやさしい風味のダシは、最後の一滴まで飲み干してしまうほど旨い。
ちょい飲みメニューの説明
日替わりのおばんざいは7~8種から。できるものならアレンジもOK!
こちらは、はじめての利用におすすめのおばんざいと生ビールの組み合わせ。お腹の空き具合にあわせて、ボリュームの調整も可能です。
この日のおばんざいは、みょうがときゅうりとしその甘酢漬け・AB天プラ・サラチキカイワレがお目見え。
小ぶりで食べやすい「AB天プラ」は、あっさりとプリプリの弾力。がっつりいきたいときは、店主にお願いしてエビマヨに変更してもらうのもいいですね。
「みょうがときゅうりとしその甘酢漬け」は、このままでも冷奴にのせて楽しむのもGOOD!ごま油がいいアクセントになる「サラチキカイワレ」など、あたたかな家庭料理に身体が喜びます。
ファーストドリンクは、生ビールがおすすめ。軽めの一品から、希少部位のステーキなど、訪れるたびに新しい出合いがありそう。
お店の人の紹介
自身も好きな「アサヒの生ビール」をさらにおいしく飲みたいと資格にチャレンジ!
店主のP子さんは、女性初の2021年4月に、アサヒビール「樽生の匠」を取得しました。
「樽生の匠」とは、飲むときの品質を満たしたSS店よりさらに上のランクで、40項目の厳しいチェックをクリアした人物にのみ与えられる称号です。
匠が入れるビールは、クリーミーで細やかな泡・液体と泡の美しい黄金比・ビール本来の香りと冷たさを感じることができる、まさに五感が満たされる1杯となっています。
知り合いの飲食店が先に「樽生の匠」を取得していて、興味を持ったというP子さん。数あるビールのなかでも、昔からアサヒスーパードライが1番好きだそうで、周年に間に合うようにと1カ月の急ピッチで資格を取得しました。
店主は「ビールが最もおいしく感じられる、薄づくりのグラスで入れるのもポイントです。普段は1杯目にハイボールを頼むお客さまにもビールを飲んでいただけるようになったり、“自分が行っているお店のなかで1番おいしい!”と、うれしい言葉を掛けていただくこともあります」とコメント。
匠が常にお店にいるので、いつでも「うまい樽生」が飲めます。
ちょい飲み情報
- からあげ 880円
- チヂミ 880円
- 鉄鍋おでん 165円~
可
可
P子さんの愛称で親しまれている店主は、名前に「の」が付く3人の娘がいるそうで、店名の由来もそこからきています。モニターでは韓国ドラマなどが流れ、ひとりでも過ごしやすく待ち合わせにもぴったり。隠れ家的佇まいから一言さんはほとんどおらず、口コミで訪れるお客さんがメイン。「人とのご縁を大切に、日々楽しく営業していきたいです」とメッセージ。
ギャラリー
店舗情報
※本記事は 2023年05月10日 時点の情報です。最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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