【閉店】ジビエ専門店「inome」取材レポ。熟成ジビエの三重奏を堪能
最終更新日:2022/11/08
閉店しました
お店の情報
オシャレな店内にリニューアル!女性も立ち寄りやすい
JR「三ノ宮駅」の北側、飲食店が立ち並ぶグリーンシャポービルの地下1階。猪肉をメインとしたジビエ料理が楽しめる『inome(イノメ)』を紹介します。
オープンしてすぐは立ち飲み営業をされていましたが、2021年10月にテーブル席をメインとした内観にリニューアル。カウンター席が豊富。お客さんもほとんどが女性のようで、帰宅前にふらっと立ち寄りやすい雰囲気です。
木の温かみが感じられる落ち着く空間。ジビエ料理としっかり向き合うことができますね。同店の母体は、昭和24年創業のしし肉専門店「丹波篠山おゝみや」(兵庫県丹波篠山市)。良心的な価格でジビエ料理が堪能できる秘密は仕入れから処理・加工・販売まで同店ですべて一括しているからです。
店内は全席禁煙。タバコを吸いたい場合は、喫煙スペースがあるのでどちらのユーザーにとってもうれしい!
ちょい飲みメニューの説明
3種のジビエをオリジナルの薬味にあわせて
ほとんどの人がオーダーするという「熟成ジビエ!三獣奏」。手前から猪のヒレ肉、合鴨ロース、本州鹿の3種類のジビエと、ポテトフライが美しく盛り付けられています。それぞれがどんなハーモニーを奏でてくれるのかワクワク!
まずは猪のヒレ肉を、黄柚子の香りが華やかな柚子胡椒に絡めていただきます。こちらの柚子胡椒は、爽やかな見た目とは裏腹に激辛なのでつけすぎ注意です。とにかく柔らかく、脂のない赤身肉なので、あっさりヘルシーに食べられます。
合鴨には、ピリ辛の山椒胡椒をあわせて。弾力のある歯ごたえと鴨独特の脂の甘さにワインが進みます。
そして本州鹿を岩塩とともに。低カロリーで高たんぱく質の鹿肉は、噛むごとに肉汁がじゅわっとあふれます。
どれも食べやすく下処理を施してから低温調理で温め、最後に表面だけじっくりと焼いて提供。調理の段階で表面に肉汁があふれないよう、お客さんが噛んだ時に口のなかにじゅわっとあふれるように中に閉じ込める工夫もされています。しっかりお腹を満たしてほしいとポテトフライもたっぷり。こちらも薬味にあわせながら楽しめますね。
お店の人の紹介
シェフはイタリアン出身!“引き算の料理”を意識しながら
イタリアン出身の店長玉置さん。タレなどをつけずに素材の旨さを最大限に引き出す“引き算の料理”を意識しています。大学生の男性スタッフも多いようで、活気に満ちた雰囲気だとか。素手で肉を焼くのが玉置さん流。スタッフの皆さんからは「絶対熱いですやん!」なんて驚かれているそうですが「火の通り具合が直に感じられるから」と前職からの経験をいかしています。
ちょい飲み情報
- 猪生ハムのポテたまサラダ 440円
- 熟成ジビエ!三獣奏 1,540円
- 特選 丹波猪ロースの鉄板焼き 1,540円
可
可
日本酒には「山猪」や「小鹿」など動物の名前をした銘柄をそろえます。飲みなれていない人も、半合の注文で試しやすく、ワイングラスに入って提供されるのでジビエとともに小粋に楽しめますね。いつものおうち飲みがちょっぴり豪華になる、オリジナルの猪ジャーキーや、鹿ジャーキーは噛めば噛むほど旨みがクセになるみたい。家族のお土産としても喜んでもらえそうです。まれに「熊肉」が入荷するらしく、かなりレアもののため出合ったときは迷わず注文するべし!
ギャラリー
店舗情報
※本記事は 2022年11月08日 時点の情報です。最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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