元町の「立呑屋 かける」取材レポ。ランクの高い「島根牛ホルモン」がリーズナブルに
最終更新日:2023/07/28
お店の情報
昼飲みもOK!残りの人生を“かける”思いで立ち飲み屋をオープン
JR元町駅・西口から南へ徒歩3分。南京町へと続く路地に2023年7月3日オープンした「立呑屋 かける」を紹介します。
11時からオープンしているため、昼飲み利用もOK。1階は常連から人気の立ち飲みスペース。椅子もあるので、疲れたら自由に座ることもできます。
2階は落ち着いたテーブルが3卓。“立ち飲み屋こそ明るい雰囲気でありたい”という店主の思いから、1階はスタッフや客同士と交流しながら賑やかに、2階は仲間内で楽しむことができる、使い分け可能な空間です。
秋ごろは丹波篠山の黒豆をゆでた「枝豆」や、沖縄の「ゴーヤのお通し」などスピードメニューのほか、おでんも年中スタンバイ。ホワイトボードにはおすすめメニュー書かれ、破格の値段で提供している「島根牛ホルモン(500円)」は、ぜひ食べてほしい逸品。
ドリンクは、生ビール(アサヒスーパードライ)や、チューハイ、焼酎、果実酒、テキーラなどひととおりそろい、日本酒はお客のリクエストを聞きながら増やしている途中だそう。
ちょい飲みメニューの説明
おでんの変わり種は毎日変わる!独自のルートで取り寄せた「島根牛」も頼むべし
こちらははじめての利用におすすめの、生ビール+おでん+人参シリシリの組み合わせ。お通し料金などは発生せず、合計1,230円でちょい飲みができます。
おでんは常時5種にくわえ、変わり種が1種登場。かつおぶしからだしを取り、そのやさしい味わいは最後の一滴まで飲み干してしまうはず。
この日の変わり種(日替わり)メニューは「トマト」。タイミングによっては、豆乳揚げや、豚のレタス巻き、生姜天、ネギ豆腐ちくわなどに出合えることも。
「人参シリシリ」はスタッフが沖縄に出かけた際、おいしかったものを再現。ニンジンを細かく刻んでたまごとめんつゆに絡めて炒め、苦みがほとんど感じられません。野菜が苦手な人でも食べやすい逸品。
こちらも人気の「島根牛ホルモン塩だれ」。島根牛のホルモンは、店主の親戚が営んでいる中国地方の牧場から譲り受け、A5からA4ランクのものを提供。
綺麗な状態で同店に届き、独特な臭みが全くなく、やわらかなプリプリ食感がクセになります。これが500円で食べられる店はかなりレア!
スタッフとの会話も楽しく、立ち飲みスペースは6席のため、譲り合いながら利用したいですね。
お店の人の紹介
コースターには手書きのメッセージが!スタッフ×お客の繋がりを大切に
店主の森本さんとスタッフは、飲み歩きをするのが好きで、阪神間の有名な立ち飲み屋に出かけては情報をキャッチして、独学でメニューを考案。残りの人生「かける」といった思いが、店名の由来にもなっているそうです。
入店と同時にテーブルに置かれるコースターには、手書きのメッセージがそえられています。注文前からほっこりさせてくれますね。
店主は「2人のスタッフもくわわり、早くも週に何度を顔を見せてくださる常連さんもたくさんいらっしゃいます。『電子レンジがないお店は珍しいね!』なんて言われることもあり、これからも手作りにこだわりながらも、リーズナブルに提供していきたいです」とメッセージ。
店頭には、だれでも自由に書いてOKなメッセージボードもあり、スタッフとお客のあたたかな繋がりが感じられました。
ちょい飲み情報
- 島根牛ホルモン塩だれ 500円
- おでん 各150円
- 人参シリシリ 250円
可
可
立ち飲み好きの店主の探求心からはじまったお店。賑やかな雰囲気に慣れていない人は、はじめはびっくりしてしまうかもしれませんが、2人の女性スタッフも気配り・おしゃべり上手なので、ひとりでも入りやすい。1度入ってしまえば、長居するお客さんもたくさんいるみたいです。“どこよりも価格はリーズナブルに”をモットーに、財布にやさしく、昼飲みができるのもうれしい。
ギャラリー
店舗情報
※本記事は 2023年07月28日 時点の情報です。最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
この記事をシェアする