春日野道「いっせん」実食レポ。こだわりぬいた串かつを自家製3種のタレで
最終更新日:2022/10/30
お店の情報
たかが串カツ、されど串カツ!安くておいしい庶民の味方
阪急「春日野道駅」から南へ徒歩3分。商店街から1本東の路地に佇む「食べ処 いっせん 」に行ってきました。赤い提灯や“串かつ”の文字が書かれたのぼりが目印です。
この日はたまたま春日野道エリアを歩いていた筆者。すると目に飛び込んでくる「ワンコインセット(500円)」のお得すぎる看板が。18時までの限定で提供しているメニューだそうです。
店内に入ると、やさしい笑顔の大将が迎えてくれます。カウンターが5席、グループでも過ごしやすいテーブルが2卓。早い時間の入店だったため、ひとりでもテーブル席へ案内してくれました。
テイクアウトも可能な串かつは、肉・海鮮・野菜・変わり種に分かれて全部で40種以上!カロリーが気になる人にもうれしい「素揚げ」メニューもあります。そのほか、ローストビーフや刺身など一品料理も豊富。毎週金曜日はレディースデーを実施し、女性のお客さんは最初のドリンクがなんと200円になるみたい。
ちょい飲みセットの説明
「ワンコインセット」は好きな串かつが選べる。追加をするなら絶品「鳥酢」がおすすめ
本日は「ワンコインセット」を注文。ドリンク1杯と串かつ2本、小鉢のセットが18時までの入店で500円で楽しめます。
セットの串かつは、自分で好きなものをチョイスすることが可能。リストのなかから「えび 赤エビ」以外のものから選んでOKとのことです。種類の豊富さに悩むこと数分。
その間にドリンクと小鉢のポテトサラダがスピーディーに到着しました。ドリンクは、生ビール(銘柄:一番搾り)、ハイボール、チューハイから1杯選択を。小鉢は日替わりで、自家製ポテサラは家庭的なやさしい甘さが広がります。
迷ったあげく、串かつは「牡蠣」と「チューリップ」に決めました。
同店は「たれ」にも力を入れています。テーブルにソースたれ・甘酢しょう油たれ・だし醤油の3種類が。だしやはちみつ、赤ワインなどから丁寧に仕上げているそうで、自然な甘さが素材を引き立ててくれます。一口ずつ味変しながら飽きずに串かつと向き合えますね。
噛むごとに小気味よい音をたてるサクサクの衣と、牡蠣のプリプリとした弾力がベストマッチ。一般的なソースにくらべて淡泊なため、何本でも食べられてしまいそう!
そしてこのあたりでは珍しい「鳥酢」を追加。岡山県出身の大将が昔よく通っていた居酒屋の味を再現したそうです。鶏の旨みや、ポン酢がきいた爽やかなダシは、冷えた身体があたたまります。
お会計は920円と、リーズナブルにちょい飲みができました。次回はほかの串かつや、肩ロース+モモの2種を盛り合わせた異なる食感が楽しめるローストビーフ(680円)にチャレンジしてみたいです。
ちょい飲み情報
- 串カツ 1本130円~
- 鳥酢 420円
- ローストビーフ 680円
可
可
65歳までサラリーマンとして働いていたグルメな大将が、3年の準備期間を経て2019年4月にオープン。“やっぱり飲食店をしたい”といった想いが強かったようで、そのこだわりぬいた結果が味やメニュー、空間など細部にあふれていました。テレビもありまるでおうちのようにリラックスしながら過ごせるので、仕事終わりの女性のお客さんも多い様子。定期的に“ただいま”と訪れたくなるような、ほっこり気分に浸れる食事処です。
ギャラリー
店舗情報
※本記事は 2022年10月30日 時点の情報です。最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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