元町の隠れ家的立ち飲みスポット。女将が営む「一合一笑」取材レポ

外観

JR元町駅・西口から北へ徒歩5分。2022年3月にオープンした「一合一笑（いちごういちえ）」を紹介します。朗らかな女将が営む立ち飲み屋です。

元町駅の北側、横断歩道を渡って

「花隈本通」の1本東の路地を北へ

同店へのスムーズな行き方は、JR元町駅・西口を出て、北の細い階段をあがり若菜神戸駅線沿いに出ます。横断歩道（歩道橋）を渡り、ローソンの前を通ってそのまま西へと進み、花隈本通の1本手前の路地を北へ。「立ち呑み」と書かれた紺色の暖簾が目印です。

店内

店内

20人ほどは入りそうな広々とした立ち飲みスペース。手前にはグループでの利用にぴったりのテーブルが4卓構えます。席間も確保され女性ひとりでも入りやすいですね。

店内

しかし人気なのはこちらのカウンター。顔を覚えるのが得意だと語る女将を囲いながら、30代から70代の幅広い年齢層のお客が愉快に杯を交わしています。その居心地の良さから、立ち飲みには異例のオープンから閉店時間まで約4時間滞在する人もいるのだとか。

メニュー

メニュー

一品料理は250円から450円とリーズナブル。ホワイトボードには日替わりメニューも書かれています。会計時に「安っ！これでいいの？」なんて、驚いた表情が伺えるのも女将の楽しみのひとつなのだとか。オープン前に数々の立ち飲み屋に足を運び、“コスパだけは譲れない”とこだわった結果、2,000円以内で満足できる価格帯に。

通常1,530円のセットが特典の提示で1,000円に

こちらは同店の人気メニューがつまったちょい飲みセット。特典を提示すると、通常1,530円が3回来店まで1,000円に。月曜から金曜のみの利用となります。

白ねぎの豚肉巻き 通常450円

白ねぎの豚肉巻き 通常450円

「白ねぎの豚肉巻き」は、こんがり焼いた国産の豚肉のなかに、鳥取県産白ねぎをしのばせた人気の一品。オリジナルの味噌ダレで仕込み、濃厚な旨みとトロトロとした肉の脂が、口の中でじゅわっとあふれます。

ちくわの磯部揚げ 通常400円

ちくわの磯部揚げ 通常400円

こちらは新登場の「ちくわの磯部揚げ」。揚げたてサクサクの状態で登場し、爽やかな香りのあおさがたっぷり。素朴な味ながらもビールのアテには欠かせない名わき役的存在です。

もやしナムル 通常300円

もやしナムル 通常300円

女将の家庭でも評判だというあっさりとしたもやしナムルは、いい箸休めにもなりますね。

ドリンクは、生ビール（銘柄：アサヒスーパードライ）、チューハイ、ハイボールから1杯選択を。今回の特典は、営業時間の17時からラストオーダーの20時45分まで利用が可能です（土・日曜、祝日は利用不可）。

ちょい飲み手帖限定の特典はこちら

オリジナルラベルの日本酒もありました！誰でも作成することが可能なので、興味がある人は声掛けを

日本酒

もともと女将は、神戸市内の地元で飲食店をスタート。その後別の仕事に就きながら、もう一度自分のお店をやりたい！と決意し、同店をオープンしました。

「店名に名付けた“一合一笑（いちごういちえ）”を大切に、昨日まではお互い顔も知らなかったお客さま同士が、私の目の前で楽しく笑いあいながらお酒を交わしているシーンを見るのが好きなんです」と笑顔で語ってくれました。常連さん同士が曜日を決めて同店で待ち合わせをすることもしばしば。

ワンコインセットもあり

店内にはメニューがずらり

10月1日からスタートする、KOBEお買物キャンペーン『そろえて神戸』にも参加予定。さまざまなお店を巡りながらスマホでビンゴに挑戦し、マスをそろえると抽選会へ応募ができます。同店では3品無料になるサービスを行うようで、気になる人はチェックしてみてくださいね（2022年11月30日まで）。